先月からいろいろな問題・課題が発生し、非常に判断に苦しむことが多くなってきている。
そのたびに、「先代ならどうするか?」と問いかけている。
二代目社長であれば必ず考えるはず。
自分は自分と思ってきましたが、最近、変えていかないといけないなと思い始めた。
これには2つ理由がある。
①経験不足からくる判断のミスを防げる
②昔からいる従業員の方々には受け入れられやすい
先代のDNA(社風)が受け継がれているなかで、
二代目がそれと違う事をしようと思ってもなかなか受け入れられない。
先代と同じ伝え方を真似をして、同じことをしてみる。
その中から自分のやり方が見えてくる。
そして自分のやり方を確立する。
二代目経営者にとっての「守・破・離」とは以下の流れが一般だろう。
会社に戻ってきて、実績を積み、やり方を真似てみて経験値を上げていく「守」の段階。
責任と権限を次第に委譲してもらい管理下のもとで経験値を積み上げていく「破」の段階。
代替わりを行い、名実ともに経営者となる「離」の段階。
しかし、様々な事情でこの流れが変わってしまう。
その時は、もう一度「守・破・離」が始まってしまうのだ。
こうしてたかなぁ。。。
こう判断したかなぁ。。。
などなど、思い返しながら「守」から始める。
創業者は、自分の思い通りにやれる。作り上げる苦労はあるが、それを乗り越えればカリスマとなれる。
しかし、二代目は、自分の思い通りにやれないもどかしさがある。
それは、先代がカリスマとして存在し、先代が作り上げてきた社風というものが存在し続けるからである。
二代目は、この状況下で全体最適を考え、事業を進めていく。
そして、自分のやり方を確立し、社風を変化させ、「離」の段階へ進んでいく。
様々な「守・破・離」があることを、ここ最近改めて感じている。
自分が今どの段階にいるのか、位置確認が必要だ。
そうしないと次の一手がミスにつながる。
最短距離で進めないかもしれないが、少しづつ成長していこう!!