本日、弊社のお客様から「新型インフルエンザのパンデミック時の対応」について
企業として、どのように対応するのか資料として提出するようにとのお電話をいただきました。
昨年から、厚生労働省が策定したガイドラインを読んできましたが、
そこまで具体的なプランを考えていたわけではありませんでした。
(実際のところ今年はパンデミックはないと想定していましたので。。。)
しかし、お客様が提出するようにと言われるということは、私の想像以上に
厳しい現実が待っているのかもしれません。
ガイドラインでは、最大25%(3200万人)が感染し、最大2%(64万人)が死亡すると想定されています。
再度ガイドラインを読み直し、企業としてどのようにサービスを提供できるのかを
早急に話し合わないといけません。
従業員の人命と企業としての使命と非常に難しい問題です。
プレパンデミックワクチンの接種と標準予防策をきちんとしておけば、
社内での流行はある程度抑えられると思っています。
しかしながら、弊社は女性(特に主婦)の方々が働く職場です。
パンデミック時は、子供の学校が閉鎖になりますので、
自分が働いている間の子供が心配になるはずです。
当然、出勤率は下がります。
医療・福祉関連の仕事をしているということは、パンデミックに対して
最前線で働いている方々を支援する仕事だということです。
企業だけの都合を考えていてはいけません。
どこまでのサービスが提供できて、これ以上は提供できないという決断を下さなければなりません。
この決断が、パンデミック終息後の企業の成長にもつながっていきます。
でも人命も大事です。
本当に難しい決断をしていかなければならなくなりました。
想定される状況の中で、サービスをどのように提供できるのかを
早急に考えていきます。