視点の違い | 岸和田(大阪)で働く社長のブログ

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株式会社エスオーシー(メディカルリネン&フードリネンのクリーニング&リース)の2代目(善野謙一)のブログです。

本日は、ある企業の専務様とお会いさせていただきました。



お話の中で、数年前に突如として出現した企業のセールス方法について視点の違いを感じました。

その企業は、クリーニングシステムをパッケージ化して営業されていました。



営業の立場として、あのシステムは非常に脅威でした。

システムをあれだけ完全なものとして売り込みに来られたら、必ずと言ってよいほど話は聞きます。

あとは、価格交渉のみです。

本当に怖かったです。


しかし私は、あの時非常に勉強しました。

「営業」・「縫製工場」・「クリーニング工場」・「集配」のバランスを崩して、「営業」ばかりが突き進んでしまうと最終的には、お客様からの信頼を失い、このような状況(倒産)に追い込まれるかもしれないことを。。。


しかし、本日の専務様は、モノを作る側から見られていました。

その企業は、オリジナルユニフォームを作るということも売り込んでいましたので、縫製工場は火の車でした。

結局、システムを売り込みたかったのかオリジナルユニフォームを売り込みたかったのか、二兎を追っかけたので行き詰まってしまい、倒産してしまいました。



「営業」と「縫製」の視点の違いで、まったく一つの事象の捉え方が違います。

「営業」としては、バランスを崩したから倒産した。

「縫製」としては、新規を取り続けないと火の車に陥って、行き詰まることは想像できた。



もっと深く、いろいろな角度から見直さなければいけないと気づかせていただきました。

まだまだ勉強不足です。