昨日は、先代からお世話になっている同業の方にお話を伺いました。
昨年、訳あって半年ほど弊社で勤務していただいたことがありました。
その時は、弊社内のことについて何も聞いていませんでした。
しかし、昨日は弊社の技術職の方々の現状について非常にありがたいご意見をいただきました。
経営者からの視点で物事を見ていく必要性。
クリーニングという基礎を重視した経営。
非常にインパクトがありました。
あまり気にしていなかった部分。
当たり前だと思っていた部分。
出来ていると思っていた部分。
経営者と従業員の視点の違いに改めて気付かされました。
「おたくは、誰も得をしないムダが多すぎる」
顧客・経営者・従業員の誰もが得をしないムダ。
★バルブをこまめに閉めないので蒸気に使用する水とボイラーに使用する灯油が削減できない。
★整理整頓が出来ていないために二重在庫になっている。
などなど
どこで利益を稼ぐのか
をしっかり理解していかないといけない。
100円の価格には110円の仕上げをすることで感動が生まれる。
110円の仕上げをどうやって80円で出来るかを考えていくことが必要。
その方法の中に、ムダなものを排除していくことも考慮に入れていく。
これは、工場内の原価管理と効率管理を評価尺度に繋げる必要がある。
そうしないと仕入れ業者さんへのコスト圧縮だけが一人歩きする。
仕入の適正な価格というものが確かに存在するが、
自社内で努力もしないで外に圧力をかけるのは商道徳として反している。
もっともっと中に目を向けないといけない。
そういうことを教えていただいた非常にありがたい1時間だった。