今日は、倉庫の掃除。朝からホコリまみれでした。
先日、営業先の師長さんから、介護の経験がない若い子が、車椅子のお年寄りに話しかけられたときに、その人の目線に合わせてしゃがんで答えていたのを見て、「若いのに優しい子やなぁ」と思ったそうです。教えられずに自然とそんなことが出来るという子はめったにいないそうです。
お年寄りや子供に対して、目線を合わせるということが、ものすごく安心感を与えるそうです。
また、このことが上司と部下の関係にも派生していきました。
上司が部下に対して仕事を与えるときに、その事がどのように部下のためになるのかということを部下の立場に立って噛み砕いて言う事が出来るかが、上司の一番の仕事ではないでしょうか?頭ごなしに言うことは簡単ですが、納得して実行するのと、納得せずに実行するのとでは結果は違います。
会社内で、同じ価値観を共有し、同じベクトルをどうやって向かせていくかが、中小企業の一番の難しいところではないでしょうか?
『目線を合わせる』ことで、みんなに想いが伝えられるようにしていく努力が必要なんではと感じました。