ヨーロッパチャンピオンズリーグ開幕! | 全日本東京倶楽部バンド

ヨーロッパチャンピオンズリーグ開幕!

いよいよ0607のチャンピオンズリーグが始まった。

今シーズンが例年にも増して楽しみなのはスコットランド・セルティックで出場する中村俊輔への期待だ。横浜Fマリノス・ファンのおいらとしては中村俊輔のどうこうはずっと気になっていたし、期待はずれに終わったワールドカップを清算する意味でも(俊輔だけなくファンがね)夜中にウォーと叫んでしまうような活躍を見せてほしいわけだ。そのセルティックの開幕戦の相手が天下のマンチェスターユナイテッドなんだからこれはもう見逃すわけには行かない。しかもフジテレビが地上波で生中継だ。よくやったフジテレビ。別に生中継でなくてもいいからこれからも頑張って欲しい。ヨーロッパでの開催だからワールドカップ同様午前4時とかのキックオフだが、こういう時にこそおいらのHDDレコーダーの威力が発揮されることは既にワールドカップ時に証明済みだ。今朝は6時起きだったからビデオでも同じことだったけど。

いつも思うことだけど、プレミアリーグのスタジアムの雰囲気は最高だ。照明は明る過ぎず、客席は近く、正にサッカーの母国だけのことはある。日本のスタジアムも新たに建設する時は大いに参考にすべきなのだが、相変わらず陸上競技場を建設しているのは愚かしい限りだ。陸上競技場にしたところで陸上の大会がどれだけあるってんだ。それより専用スタジアムしてラグビーとかアメフトをやったほうがよい。話が逸れたが中村俊輔にしてもそのスタジアムの雰囲気の中でプレーすることが夢の一つだったに違いない。あとは観客の質だけどこればかりは年を経るのを待つしかない。


さてゲームの方だがセルティックにとっては惜しい試合を落とした。結果としては順当だけど、試合の流れはむしろセルティックだった。ボールポゼッションはマンUが圧倒していたし、セルティックのチャンスは数えるほどしかなかった。しかし先制→前半終了間際の同点弾という流れからすればセルティックは少なくとも勝ち点を持ち帰ることが出来るはずだった。相手のミスがからんでいたとはいえ、セルティックの2得点はファインゴールだったし、サハは手がつけられないぐらいに切れていたけれど、攻められていても本当にどうしようもないシーンは少なかった。

だからこそあの3失点はいたい。どれも正に献上って言う表現がピッタリの失点だった。1点目のPKなんて信じられないようなGKのミスだった。ああいうナーバスなプレーが出てしまうところがチャンピオンズリーグという大会の格なんだろう。あとの2失点はいずれもグジョンセンの自陣内でのパスミスだった。期待されてレアルマドリーから新加入したのにあれではちょっと困る。これからコンビネーションが合ってきてからの爆発を期待するしかない。

それにしても中村俊輔は良かった。まあ抜群の出来ではなかったにしろ、ドンピシャのフリーキックやコーナーキックがあったし、なんといっても1点取った。あともう1本ミドルレンジからのシュートでもあれば印象が強くなったんだろうけど、チャンスはあっただけに惜しかった。


何にしろ、クリスティアーノ・ロナウド抜きのマンUだったわけで、次回のマンU戦はホームとはいえ今回より厳しい試合になることは間違いないだろう。やっぱり金星をあげる千載一隅のチャンスだったよなぁ。おいらの印象としては“セルティック、1次リーグ突破に黄信号!”ってところだ。