相変わらず、朝は瞑想をしていました。

特段変わった事はありません。

しかし、徐々に変わっていった事があります。

 

あれほど悩まされた雑念が、少しずつ減っていきました。

 

自分の心の中に、雑念が無くなった訳ではありません。

 

煩悩の数は108あると言われていますが、私は友人から〇〇は煩悩が200あると言われてますが、言い返せない自分がいます。

 

早朝に少し座ったくらいで煩悩が無くなる訳はありませんし、そもそも私は煩悩を無くそうなんて、これっぽちも考えていません。

できるなら、煩悩をエネルギーに変換したいと思っている人間です。

 

しかし、瞑想時に雑念が減ってきているのは、どうも間違いないようです。

 

あれだけ馬や猿のように騒いでいた、心や意識が大人しくなっていきました。

手綱を上手くコントロールしている、そんな感覚があります。

地道な道のりでした。

 

雑念が湧いたと認識したらリセットする、またリセット、そしてリセット・・・・・・

そんな日々が年単位で続きました。

どうなるかは分かりませんでしたし、ひょっとすると人よりずーっと遅かったのかもしれません。

それでも良いと思います。

 

やっぱり日々の練習と言う物は大したものだ。

仕事で頑張って、結果を出しても評価されないなんて事は日常的にあるけど、自分で自分の為にする練習は裏切らない。

これほど、頼りになる物は無い。

 

心地良いとか、集中しているとかそういった状態ではありませんでした。

ただ、心の連鎖反応、心の揺れが少なくなっていったのです。

完全に雑念が無くなった訳ではありません。

しかし以前に比べれば、相当雑念は相当、抑えられています。

 

これなら瞑想と呼んでよいだろう。

やっと、やっとこさ瞑想ができるようになりました。