三日目
実は昨晩は殆ど寝ていない。
何故かというと、何だか元気が出て眠くならなかった為だ。
可能性としては
1、夕御飯のチャーハンに、いけない薬を盛られた。
2、メトロの中で、いけない注射を勝手に射たれた。
3、瞑想がツボに入り、疲れが吹っ飛んでしまった。
答えは 3 だと思う。
こんな経験は初めての事で少々面食らっている。
朝風呂浴びて、今日も教室に向かう。
今日はヤクルト1000も飲んでしまった。
エネルギー過多だなぁ。
さー三日目開始
教室始まりの時間に、朱剛先生に質問をした。
瞑想において、三昧とはどのような状態の事なのか知りたかった。
昨日、ちょっと特殊な集中状態になったので、三昧について聞いておきたかった。
日本でも結構、三昧と言う言葉は使うことがある。
放蕩三昧、ギャンブル三昧、釣り三昧、中華三昧・・・
最後の中華三昧は、昔よく食べた明星食品の袋麺の事なので本来の三昧とは関係無い。
個人的に三昧は、極度に何かに集中した状態だと思っていたが、瞑想的な広い解釈ではそうではないと教えていただいた。
さー今日も練習開始
本日も瞑想時々、蠕動となる。
気の瞑想は気感に重点を置く瞑想だ。
姿勢、手印、舌については各瞑想において共通だが、呼吸と意念の使い方に特徴がある。
非常にシンプルなので、考える煩わしさは全く発生しない。
シンプルなので、繰り返し行い深める事ができる。
考えすぎたり、あれも、これもと手を出すと結局何も残らない。
二匹ウサギを追っただけで、何も手に入らないのだから、たくさんやってしまったら多分マイナスになる。
瞑想という体系が何をしようとしているのか?、原則に照らし合わせれば自ずと答えは出る。
今日も穏やかで、心地よく、優しい気持ちになる。
人間、静かにしているだけで本当に穏やかになる。
一日、一日をよく観察してみると、忙しい時間は確かに多くを占めるが、何気ない瞬間に静かな時間を見つける事が出来る。
ちょっと注意をすると、一日の何処かで穏やかで、優しい時間が持てる。
今の時代、自分にも人にも優しい時間を持つことは、本当に、本当に大切だと思う。
自分もそういった時間を上手に持ちたいと思う。
瞑想会に参加しても毎日、毎回、特別な事が起こる訳ではない。
午前中が正にそうであった。
しかし、穏やかで、心地よくて、優しい時間が持てた事は間違いない。
午前の部、これにて終了。
お昼は以前に朱剛先生と行った 九心 に、お上品ラーメンを食べに行った。
盛り付け感がラーメンと言うカテゴリーには収まらない。
おフランス料理ざんす、といった出で立ちである。
女子ーズはこういった雰囲気好きなんだろうなと思う。
テーブルが会員の方と二人だったので色々と話を伺った。
禅密気功を選ぶまでに、いくつかの気功教室に通われたと行ってみえた。
結局、禅密気功を選びましたと言ってみえた。
自分などは地方から通っているが、禅密気功にいきなり出会えて果報者だと思う。
その他にも、色々と気功業界の事について教えていただいた。
こうした、お互いの情報、体験報告を含めた、情報交換が出来るのは本当に有意義だと思う。
お昼からも特段変わった事はなかったが、雑念が湧いた。
ウクライナ侵攻からちょうど一年が経ち、TV等が色々と特集番組をやるため、ちょっと色々考えてしまい集中力を欠いた。
こうして、東京でお昼御飯食べて、空調効いた部屋にいて、お昼寝して、静かに座って、共通の目的を持つ仲間がいる。
日本にいると何でも無いことで普通のことだけど、本来、普通のことでは無いんだろうな。
感謝しないといけないし、ウクライナの人々が一日も早く以前の生活に戻れると良いな、等と色々考えてしまった。
二度目の昼間をしたが眠れずウツラウツラしていたが、起きながら夢を見た。
最近、こういった事がよくある。
午後最後の瞑想も、普通に穏やかで、静かで、優しい時間が持てた。
今でこそ、座ると瞬間的に穏やかになるが、ここまでくるのには時間も掛かったし、挫折しそうになった事があった。
今の自分の瞑想状態などたかが知れているが、まだまだ先が有るかと思うとワクワクする。
明日は瞑想会、最終日、悔いの無いように