1日目

 

仕事場で想像もできないような大変な事が起こってしまい、参加を見合わせようか迷ったが、何かできるわけでもないと判断して、慧功・洗心法集中講座に参加。

 

だから正直、気分はここ数年で一番 鬱 な状態で参加する事になってしまった。

鉛の海の底に沈んでしまったような気分だ。

 

しかし、教室に来てみると、いつもの朱剛先生、そして見慣れたメンバーで、少し気分が和らぐ。

朱剛先生が相当マニアックな話をしてみえたので聞き入ってしまった。

 

開始一番で少し気功に関する情報のお話を聞く、気功は伝統としての一面もあるが、オカルト的な面を持っている。

オカルト的な面とは非科学的と言う事だ。

気功は伝統と言うメンツの殻に囚われ、間違いを間違いとして認めない事実がある。

地球が丸い事、地面をどれだけ掘っても地獄は無いことは今では誰でもが知っている。

私は間違いは素直に認め、将来思考を持つべきだと思っている。

 

そういう意味では禅密気功は、他の気功とはかなり違い、できるだけ現実的な表現を使う部分がある。

そんな禅密気功に私は好感を持っている。

 

AMまずは、禅密気功では基本の基本、築基功を行う。

 ※以下、築基功とは:蛹動、擺動、捻動、蠕動の事を言います。

 

基本功法

 

どんなレベル、段階であっても禅密気功はこの 築基功 から離れることは無い。

午前中に行った 築基功 は運動としての 築基功 で運動量はかなりのものになる。

続けると分かるが、この運動としての 築基功 は健康増進の意味では相当の効果が見込める。

(運動としての築基功はまた別の機会に自分の経験を書きたいと思う)

 

小一時間、築基功を行っただろうか?

 

そのあとは瞑想を行う。

気感を重視した、気の瞑想相当である。

呼吸に意念をあわせ体の中で 気 を上下させる。

気感があり、その気感に意識を向けると、気の感覚に集中する事ができ、雑念が湧かない。

昔は雑念、湧き、湧き状態であったので、気感で瞑想にで集中できるようになってきている。

少しずつではあるが、自分も成長してるなと感じる。

そして、小一時間瞑想したところで終了。

何とも表現しがたい心地よさが残り、昼食となる。

 

禅密気功では少し瞑想をするとすぐ1時間ぐらいは軽く経過する、瞑想の単位当たりの時間は他の気功に比べ格段に長い。

逆に言えば、長く長く座れるように体系化されている。

 

昼食は韓国料理を食べる。

プルコギを食べたが、さすがにあれだけ動くとお腹が空く。

ご飯を御かわりする。

 

昼寝後、は午前と同じく、運動としての 築基功 その後、瞑想となる。

全て一単位が1時間ほどである。

今日はベテランが多いので一単位にしっかっりと時間を費やす。

 

そして 気感 を重視した 築基功 に移行し 慧功 に入っていく。

慧功 は禅密気功の中では 中級 に属する功法である。

 

あまり詳しく書くと、朱剛先生の邪魔をすることになってしまうのでざっくり書く。

慧功で大切な部分は 眉間 下腹部 会陰 足裏 で気感をポイントとなる部分に導く。

自分の意念、呼吸に合わせ体のポイントに気を導く。

功法としては 慧功 なので主となるのは眉間の部分である。

※禅密気功では 眉間 会陰 と言う言い方はしません、分かりやすいように近似する表現にしています。

 

この眉間は光の瞑想にも深く関わってくる経絡相当である。

要するに第三の目を開く功法と思われ、脳で言うと 松果体 なのかなと個人的には思っている。

 

自分はこの眉間の感覚が非常に弱く 慧功 に関しては過去に2ど集中講座に参加しているが芳しくない思い出がある。

芳しくないとは、自分のレベルがまだまだであることを思い知ったと言うことだ。

 

しかし、今回 慧功 に参加して、思った以上に気感が自由に操れるようになっていて驚く。

日々の遊びのような練習が着実に実を結んでいる。

やはりここでも大切なのは 築基功 である。

築基功を確かな物にしないと、その後の進歩は非常に怪しい物になる。

 

ここ数年、自分のレベルを鑑み 慧功 の集中講座を見合わせていたが、今回は納得できる部分もあり、今後の展開に期待が持てる結果と言ってよいと思う。

しかし、普段と違う部分を使う功法には疲れを伴うのも事実である。

この疲れは新しい部分が開発されている証でもある。

今回も良い練習が出来ました。

 

19:00を以て本日の練習は終了。

練習後、今後の練習方針を朱剛先生に相談する。

瞑想で起こる疑問についても、良い方向性の現象であるので問題ないとの事で、今後の練習の仕方についてもアドバイスをいただいた。

 

奇跡的に行列が無かったので、教室のビルの隣の すみれ系 の 三ん寅 で醤油ラーメンを食べ、ホテルに向かう。

シンプルで旨い。

 

三ん寅 (SAN TORA ) - 江戸川橋/ラーメン | 食べログ (tabelog.com)

 

ホテルに帰り コモディーイイダ で買ったウイロウを食べ、座樁 をして 臥樁 をしたらライフルで打たれたように寝落ちした。

 

本日は本当に全て終了。