何故か八段錦を紹介してもらった。

 

 

四大気功の八段錦。(六字訣、八段錦、易筋経、五禽戯)

実は八段錦は以前に2度ほど、教えてもらった事がある。

その時の感想は ラジオ体操の方が優秀だ と思った。

 

二度ほど習った八段錦は太極拳と弊習されている物で、経絡を開いたり緩めていくような物であった。

その時は正直、開いているのか緩んでいるのかよく分からなかったし、健康に効果があるのかも正直、実感できなかった。

自分で習いたいと思ったわけでもないので、その後、自分で行うこともなかった。

 

今回も自分で習いたいと思った訳ではないが、今まで習った物とは違う目的があり、意識する事が違っている。

正直、経絡の事は全く言われなかった。

大切にしている 理合い は2つほどで、すべての架式にそれが求められる。

特に、三式、四式 は別物の動きで、形は同じだが七式なども動きの質は違う。

 

今回、教えてもらった八段錦については正直興味を持ったのは間違いない。

それは体に効いている感覚があり、身体を強化・構築していくには効果があると思われる。

だが、今回も自分の基礎となっている感覚は禅密気功の物で、他の気功とは言えど共通する部分は多くあるものだと思った。

 

逆に他の気功を学ぶ中で、禅密気功が秀逸であることを再認識する結果となった。

今回の動きも、禅密気功の 築基功 に取り入れることが可能だと感じる。

 

千変万化 禅密気功築基功 の真骨頂発揮である。