禅密気功の築基功は気功の基本を築く功法としては秀逸だし、瞑想の導入部の繋ぎとしても秀逸だと思います。

 

しかし、個人的には運動系の趣味をお持ちの方にも、禅密気功の築基功はとてもとても秀逸だと感じています。

なぜなら、禅密の築基功は背骨を中心とした動きを元に組み立てられているものの、全身を動かす運動であるからです。

また、形に拘り過ぎていない為、自分に必要な動きにカスタマイズできることなど、運動系の趣味をお持ちの方には非常に優れた功法だと感じています。

 

運動神経を鍛えると言うことは潜在意識を鍛えると言うことでもあると思います。

考えないとできなかったこと、動きの精度が悪い動きに対して、意念を使い、正しい動きに導きます。

それを繰り返すことにより、正しい動きが考えることなくできるようになります。

この時点で動きが自動化され、無意識下に染み込んだ事になります。

 

禅密気功の築基功には意念を使い正しい動きを認知する機能がありますし、正しい動きを染み込せる、数を繰り返す動きが網羅されています。

運動する以上、正しい動きをすることは必須です、それを意念により導き、気感によるフィードバックで正否の認識確認を行います。

この、意識する事、感覚による正否の判断が行えることは非常に優れていて、単純なイメージトレーニングより数段レベルの高い方法です。

 

また、同じ動きを時間をかけ繰り返すのも、動きの自動化にはなくてはならないものです。

人は何かのスペシャリストになる為には1万時間が必要だと言われています。

また、ある格言には 量は質を凌駕する と言う言葉もあります。

 

禅密気功の築基功は千変万化と言われるほど融通が効く功法です。

 

私が禅密気功を知ったのも、噂で 優れた気功 があると、人伝に聞いたことから今に至ります。

 

現在の自分が思うのは、禅密気功は単純な背骨の運動と定義するには、あまりにも狭い解釈だと言う思いがあります。

 

私個人としては、動きの質を高めたい方に、禅密気功の築基功はお勧めです。

是非、お試しあれ。