相変わらず、朝の練習は行っています。
楽しいのかと問われれば 正直、楽しくない時もあります。
体調が悪い時などは辛く、途中で練習を止めたこともあります。
しかし練習を通して全体的に言えるのは 心地良い と言った感覚が多く発現している状態を保っているのが現状です。
私などは効果も実感できていますし、体力の増進にも非常に有用であることを実感できていますので、止める と言った選択肢は今のところ全くありません。
しかし、現実を見てみると、毎日の練習を行っているという方は少数ではないかと思っています。
週に一回教室に通うが、自宅では何もしないと言った方がほとんどではないかと思います。
自分がよかったのは、遠方に住まっているので教室に通うことができなくて、自分で練習をするしかなかったことが逆に幸運だったと思っています。
教室に定期的には通っていませんので、時間も自由に設定できるのも幸運でした。
続けられる、続けられないの差はどこにあるのだろうと思います。
1つの原因に、習慣化に失敗することがあるかと思います。
何かのTVで一月継続して物事が続けられれば挫折する可能性は極端に減ると言ったものです。
自分はいきなり一月は無理なのでまずは3日、そして1週間、一月、三か月と続け、三か月になった時には習慣になっていました。
1つの原因に、マンネリが大きな原因ではないかと思います。
気功を始めると、最初は新鮮で、いろんな感覚が現れます。
体中が温かい、全身がすっとする、恐ろしく穏やかで心地良い等など正直、初めの内は楽しくてしょうがないと思われた方も多くみえると思います。
しかし、時が経つと体が出来上がってきますし、感覚自体に慣れてしまします。
よって、そういった心地よかった体の反応が現れにくくなりマンネリ化していきます。
禅密気功の功法はたくさんありますが、本当に基本となるのは築基功で非常にシンプルです。
要は毎日、数少ない物を行うことになります。
私などは朝しか練習時間が取れていませんので、築基功と瞑想しか行っていません。
マンネリしているのかと言われればマンネリしています。
しかし、数少ない功法を毎日行うことにより、小さな小さな発見が続いているのも現実で、たくさんの功法を行うよりも基本的な物を継続的に行うほうが効果は高いのではないかと思います。
継続は力なり 塵も積もれば山となる と言う諺があります。
この諺は物事を続けてみないと分かりませんが、続けてみれば誰もが実感できることです。
気功に限らず、続けてみることをお勧めします。