自分の体を通してみて、禅密気功は体には良いなと思う実感があります。

人間誰しもそうかとは思いますが、多少なりとも体の不調を抱えていたりして困っています。

しかし西洋的医学ですと、異常ありませんとか、老化ですと言われるのが落ちです。

 

そんな人が周りにいますので、禅密気功の基築功をわずかながら紹介したことがあります。

 

一人は職場のおばちゃんですが、一週間で挫折しました。

1日30分以上やらないと、夜中の12時に魔法が解けてカボチャになってしまうと脅しをかけておいたのに、おばちゃんはこの約束が守れず、カボチャのような体になってしまいました。(元からだけどね)

 

もう一人は私の母親です。

自分の母親ですので当然気になるところですので、良いと思うものは教えたりしています。

気功以外にも良いものはありますので、以前にもいろいろと紹介したことがあるのですが、どれも三日坊主で続かず、よって効果を得ることもできませんでした。

 

母親の悩みは普段、体がだるい、足がむくんでしまう、体に発疹ができる、体重が減らない、夜トイレに数回起きる、などなど年寄であればある意味、誰もが抱えているような症状で、足のむくみなどはひどく、静脈手術を受けるほどでした。

足の静脈手術を受けてからは相当症状は解消されたものの、本人にはまだ相当に違和感があったようです。

 

本人は毎日ラジオ体操をDVDを見ながら30分程度体操をしていましたし、ウォーキングも欠かさず30分ほどは行っていましたので、ある意味、結構真面目に健康問題には取り組んでいたと思います。

 

そこで、私が禅密気功の築基功を母親に紹介しました。

真面目にやれというと、絶対にやりませんのでTVを見ながらでもよいのでやりなさいと言いました。

毎日、必ず30分以上は行うことと言う条件を付けました。

 

母親も、正直、期待は全くしていなかったようでした。

本人曰く、ふざけたような功法なので、楽勝だと思っていたらしいのですが、5分も続けるとてつもなくつらく、だるくなってきたそうです。

自分が、最初のうちは相当つらくて、筋肉痛になったり、筋が少し痛くなるけど、そこで止めたらいかん。

最初のうちは、辛くなったら止めてもいいけど、30分続けてできるようになるまで続けないかん と言っておきました。

なぜか今回は、辛いのも我慢して30分ほどはできるようになりました。

TVを見ながらでも良いという本来ならあり得ない緩めの条件設定も良かったようです。

 

まず、最初に現れた効果が、体のだるさが消えたことです。

禅密気功の築基功は緩そうに見えて、全身運動です、全身の筋力がアップしますので普段の何気ない動きが大変楽になります。

本人も相当驚いたようで、不真面目真面目に禅密気功に取り組んでいきました。

 

次に現れたのが、足のむくみが解消です。

本人もこれには相当驚いたようでした、医者に行って手術をしても違和感があったのですが、わずかながらの気功でみるみるむくみが取れていきました。

こうなると、もう気功が止めれなくなったようです。

 

次に現れたのが体重の減少です、その効果は普段一緒に生活していてもわかるぐらいでした。

多分、築基功で筋肉が付き、代謝機能がアップしたためだと思われます。

その後、体重の落ちはピタッと止まるのでですが、体は細くなっていきます。

あまりにも容姿が変わって、細くなっていきますので、気功のせいではなくて本当はガンではないのかと心配したほどです。

その後、容姿の変化はなくなり、ガンではないなとわかりました。

 

その後に起きたのが、発疹の減少です。

発疹はかなりなくなりましたが、今も完全になくなったわけではありません。

本人曰く、体操(禅密気功)やると、体がポカポカしてくる、と言っていました、血流が相当よくなるようで、本人も認めていました。

その後、夜のトイレの回数も1回に収まるようになりました。

 

これだけの症状が解消され、本人も禅密気功を止めれなくありました、ラジオ体操のDVDは押入れの奥へとしまわれました。

 

結局、母親には築基功は生活の一部となり 体操しないかん と言って築基功を毎日、TVを見ながら行っています。

そもそも、本人は気功とは思っておらず 築基功 のことを今でも   体操   と呼んでいます。

 

そして最近現れた効果です。

母親は、背骨のゆがみがひどかったのですが、久しぶりに背中を見たら、相当、背骨のゆがみが矯正されていました。

これには自分も驚きました、2年ほどかかっているとは思いますが見違えるほど矯正されています。

 

本人曰く、30分やっても全然えらくないし、前みたいにポカポカもあまりしないけで、止めることが恐ろしいと言っていました。

 

禅密気功の築基功のすばらしさは、覚える型の数が非常に少ないことです。

私も母親に紹介したのは3動作です、その3動作も1つの動作にまとめていますので実質的には1動作です。

よって、物を覚える行為がほぼ省略できます。

もう一つは、原理、原則はあるものの、形にゆるみがあり、本人のやり方にチューニングできることです。

母親の体操(築基功)をたまに確認するのですが、丈夫かな?と思うほどの緩さがありますが、効果は出ていますので私が口を出すまでもありません。

朱剛先生がいつも、あまり厳密に形に拘ってはいけません、築基功は千変万化です、自分の動きを作ってくださいと言われるのがようやく実感できるようになりました。

 

母親は、今は友人の健康状態が気になるようで、コロナが収まったら、私が派遣されそうです。