気功を行っていると、健康に非常によい効果があることが実感できます。

それは、痩せたとか、日ごろの体調が良くなってとか、ナチュラルに筋肉が付いた等々です。

では、気功だけをやっていれば完璧なのはと言われれば、それは違うと思っています。

 

気功に取組んでいると、気功が何事に対しても万全であるような錯覚に陥ります。

気功に取組んでいてもやがて寿命は尽きますので、気功が万全と言うことは残念ながら有りません。

(気功が健康に相当効果があることは実践してもらえば分かります)

 

しかし、世の中には一部に気功が万全だと思われる方がいるのも事実で残念です。

 

気功に取組んで、以前より健康になると、食事と言った要素が大切だなと思うようになります。

 

それは、単純に太ったり、痩せたりといったものは、食事によるところが 大 だと実感できるからです。

医食同源とはよく言ったものだと思います。

 

私は特に食事にはこだわりがなく、昼食はコンビニ弁当を7年ほど食べていました。

仕事柄、あまり歩かなくなり、健康診断の血液データは年々悪化の一途でしたが、たまたま気功を始めた時期にコンビニ弁当をやめ、お昼はあっさりしたものを少し食べるといった、生活に改めました。

たまたま、面白半分で行った断食との相乗効果もあり、体重が激減して、健康診断を行ったところ、血液データの数値が軒並み急降下しました。

 

体重は減っているし、血液データもほぼ正常値になっていますので 医者が驚いて 何をやったのですかと必要に聞いてきました。

 

気功と断食をやってますなんて言うと、とてつもなく怪しまれますので、ほんの少しダイエットしましたと言っておきましたが、気功、断食、小食の効果であったことは血液データがその効果を示しています。

 

以前、朱剛先生がされたお話しが記憶に残っています。

中国の皇帝が健康に良いということで気功(当時は気功とは呼んでいなかったと思いますが)を行っていたそうです。

しかし、皇帝ですので、食べ物に関しては世の贅の極みともいえるものをたらふく食べていたそうで、相当、短命だったそうです。

気功が効かなかったということではなく、気功の効用の効果を超えてしまうような悪食の習慣のせいだと思います。

 

気功が健康に良いことは間違いないと個人的な経験で言えますが、やはり節度ある生活あっての気功です。

 

気功を通して生活事体を見つめることも大切です。