築基功 これぞ禅密気功と言っても過言ではありません。
禅密気功の基本は 築基功 です。
これなくして禅密気功とは言えませんし、どれだけ気功的な部分が上達しても 築基功 だけは行っていきます。
この 築基功 は背骨の動きに特化した動きです。
ちょっと考えてみてください。
普段の生活で背骨を意識したことがあるでしょうか?
普段意識的に背骨を動かしたことがあるでしょうか?
多くの方はそんな事を考えた事も無いはずです。
ちょっと背骨を動かしてみてください。
自由に動いたでしょうか?
普通の方ですと相当難しいはずです。
背骨は何気なく存在していますが、身体には当然無くてはなりません。
背骨のゆがみは万病の元と言う人もいます。
背骨には中枢神経が通っています、とても大切な部分です。
背骨を動かすことは、神経を働かすことでもあります。
築基功 の基本は三つです。
以前にも書きましたが。
背骨の縦波の 蛹動(ようどう) と呼ばれる動き
背骨の横波の 擺動(ばいどう) と呼ばれる動き
背骨の捻り動作 捻動(にゅうどう) と呼ばれる動き
基本的な動きはこの三つです。
そして、この三つのベクトル要素を全てあわせて一つにした動き。
蠕動(じゅうどう) です。
これらの動画は youtube に公開されていますので参考にして下さい。
または、教室で直接習ってください。
最初は動かなかった背骨も、練習していくことに伴い徐々に背骨が動くようになります。
健康への入口の第一歩です。
2/2に続く。