リールはラインPE4号~6号を300mは巻ける電動リールで。

 

PEは体感で3号だとよく切れる、4号だとたまに切れる、6号だとめったに切れない、そんな感じ。
仕掛けが高いので太めのPEを使って高切れを極力抑えた方が精神的にもお財布的にも優しいデス。

 高切れを防ぐためにラインには常に注意を図り、お祭り等でラインが痛んで(ささくれて)いたら迷わずそこまで切ってしまうのが吉、PE6号ぐらいだと多少キズが入っていても使い続ける人もいるがだいたい後悔先に立たず。値段の高いラインなら丈夫なので細くても問題無いと考えがちだが、キズが付いたら強度なんて関係なくなるので値段よりは太さ重視で。ただし、あまり道糸が太いと潮の影響を受けやすくなるのでほどほどに。

 

 スピニングはヤメた方が無難、両軸リールの手巻きも浅棚なら良いが胆振地方だとベタ底100m以上はザラなので700gのバケを付けて巻くのはかなり疲れます。結局、電動が一番。

 

 電動はシマノさんは1000~3000番台、ダイワさんで300~500番台あたり。当然、軽い方が竿を振る時に疲れないので出来れば軽い方が良いです。糸の太さと容量がリールの重さと比例するので体力とも要相談で。ドラグ性能とかはあまり関係ないので壊れない限りは安い電動リールでOK。バレ防止の為に魚がかかった時だけ手巻きの人もいるぐらいなので、電動が嫌いな人は仕掛け回収用と割り切るのも有り。乗合船だと仕掛けの回収が遅かったら迷惑かかるし。
ただ、スロー巻きのできるタイプだと微速巻きしながら竿を振れば、シャクリながら棚を探る事が出来るのでとても便利。

 

 カウンター付のタイプは必ずカウンターを正確にする事。サクラマス釣りは棚取りが重要なのでせっかく釣れている棚を教えてもらっても無意味になってしまいます。魚探にサクラマスが写らない事が多いので釣れたら”XXmでヒット”と大きな声で言うと船内で情報を共有できます。サクラマスは群れで来ることが多く、自分が仕掛けを上げている間に他の人の仕掛けが入れば群れを足止めできるので、また自分も釣る事が出来るという好循環、もちろんカウンターがずれていたらそんな事はできません。
深くなればなるほどカウンターのズレが出るので海底に近い時は”底からXXm”と言った方が正確かも。
忘れがちですがカウンターのズレがひどいようならラインの色で確認もできます、大体10mおき5色。

 

道糸と仕掛けの接続はPE側チチワ結び+スナップ付サルカンに仕掛け側スナップ付サルカンで接続が一般的。
 結びが貧弱なような気はするが、今まで特に結び目から切れた事は無し。スナップが勝手に外れる事がまれに有るので片側だけにスナップを付けるか、スプリットリングでの接続が良い…かも。実はそれよりスナップ閉じ忘れの方が起きる確率は高いw 海に仕掛けを下す前に仕掛けの上下のスナップは要チェック!