先日の釣りの最中に竿(150-270)をシャクっているとピシッと不吉な音…ぱっと見た感じは問題無かったが嫌な予感がしてつなぎ目をよく見ると塗装にヒビ。もっとよく見ると印籠継ぎの根本に2~3cmの亀裂が。予備(120-270)の竿が有ったので即交換して釣りは続行したが、残念ながらそこからは一匹も釣れず。

 

 原因はジョイント部分を固着をさせないためにほんの少し緩めに差し込んでいたせい、と思われるが割れた直後の緩み方を見ても大して緩んでいない気はしたが割れてしまったモンはしょうがない。

 

 船サクラマス釣りで高負荷(700g+α)をかけて竿を振り続けると竿が固着する事が多数。特に力任せに長竿を振っていると固着する事は多く、時々気にして固着していないか確認しないとがっちり固着する。固着しかかっていたら気持ち竿をゆるめに差し込むのだが大体は固着した後だったり、そんな時は症状が軽ければ竿立てに固定してゴム手袋等の摩擦の大きい物でひねりを入れるように引っぱれば緩む。重症時は諦めて釣行時はそのまま使い、終わったら片側を他の人に持ってもらって前記のように外す(お互い反対に捻るとよろし)。それでもだめなら、竿を持って帰って熱したり潤滑剤を付けたり。外すときにガイドで固定したらガイドが壊れたり、硬い物で固定したらキズが入って割れるので要注意。最終手段は釣具店だが一生懸命頑張って外そうとしたものが釣具店で店員さん一発にで外されたら少し悲しい、と経験者は語るw

 

並継ぎでも印籠でも固着するのは一緒。竿にかかる負荷(長さ、硬さ、重さ)に依存する気はする。強度に関して言えば印籠継ぎの方が被せる側が薄くできている気はするので今回のような事故は起きやすいか。


固着するより割れる方が取り返しはつかないので、あまり固着には固着しない方が良いのかもしれない。

 

ヒビの入った竿は試しにビニールテープでテーピングして使用予定。折れるのも怖いが固着も怖くなくなったので、次に破滅の音が聞こえるまでは頑張ってみるw