2012/06/01 | BUROGU

BUROGU

すこしだけ、
きみの傍に居たい

・・・

人が逝くのなんて なんてあっけの無いことなんだろう。
虚しさや空虚感ともまた違って
なんて あっけの無いことなんだろう。

逝く直前の人の涙に俺は許しを思えば良かったのか
それとも感謝を想えば良かったのか

人が人に流す涙の意味は 当事者しかわからない
まして この世の去り際ならなおさら
死人に向ける涙なんか無い。


『人生は一度きり』

たった一度を

生きる事が残酷だと知るのは
これから何度
突きつけられるのか

ありがとうが正解だったのか
ふざけるなが正解だったのか

俯瞰になれば この無感情が正解なのだが

間違いの繰り返しを止めるのは
一体誰の訃報なのだろうか