91歳 | BUROGU

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すこしだけ、
きみの傍に居たい

・・・




遺言だから、煙草は辞めてね。
縁もゆかりも分からんおばあちゃんだけど


なんて、

悪いですが 遺言になんかさせませんよ。

この胸ポケットの煙草を見つける度に
怒ってください。


棺桶に片足突っ込んだ現役風な70代は
楳図かずおのお化け屋敷あたりに突っ込んで
さっさとアレですが

91歳になってもおいしい漬物が作れるあなたは
あと30年、
僕の晩酌のつまみに梅酢生姜を お願いしたい。


同じ味が世界各国にあるなんて、
まだまだ僕を、インテリジェンス風味にさせてください。
扇はおそろしや。

これで熱海に行く理由が出来ました。

僕と逢ったのが運の尽きです。
もう少し、このクソガキの為に生きるという地獄を歩いてもらいます。
生と金にしがみつく老人は知らないですが
だいたい、ややこしいの以外は、生きている。

もう、大切な人を送るのは嫌なんだよ。



別れ際のさよならは
綾波だけでOK。

また、元気で会いましょう。


他人の親族という『家族』から
冷たくされても

他人という孫位置でいいなら、


もうちょっと 良い想いさせてもらいます(笑)

なんでも、するから

どこまでも生きていてくださいね。


遠くて近い、
もうひとりのおばあちゃん!!!

そんな、帰り道
涙は、いつも僕を裏切る。

かっこよくいさせてよね


そんな、今日でした。