秘密と手紙 | BUROGU

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すこしだけ、
きみの傍に居たい

・・・

確かあれは雨が上がった水溜まり、
誰かと話す君の顔が映っていた。
騒ぐ友達の蹴った砂利が散らばって
君が歪み、見えなくなってしまった

秘密はいつも、いつも、
届かない手紙のようだね
見ていたはずの笑顔は
今頃、どちら行きだろうか

…それでもいつかは、表情を伝えたくて
足りない言葉より、
ただ ちゃんと目を見たかった。


灰色の暮らしなんか自分のせいだった。
あの頃に手紙を書くなら何と云えるのか
もしも、生まれ変わって別の道にいたとしても、
今の今までを嘘にはしたくなくて

秘密はいつも、いつも、
届かない手紙のようだね
雨に濡れていたはずの
文字は読めないくらい消えそうなのに

…それでもいつかは、表情を伝えたくて
足りない言葉より
ただ、ちゃんと目を見たかった。


あれからもう、何年か過ぎて知らなかった君にぶつかって
想い出が、溢れてきてしまうから、時の区切りにもう一度!!


想い出の数は、なんのためにあるんだろう?
時が経つと人は、
違う想いを追うのに....


それでもいつかは表情を伝えたくて
足りない言葉より
ただ、ちゃんと目を見たかった。

ただ、ちゃんと目を 見たかった。