秘密と手紙 | BUROGU

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すこしだけ、
きみの傍に居たい

・・・

確かあれは雨が上がった水溜まり、
誰かと話す君の顔が映っていた。
騒ぐ友達の蹴った砂利が散らばって
君が歪み、見えなくなってしまった

秘密はいつも、いつも、
届かない手紙のようだね
見ていたはずの笑顔は
今頃、どちら行きだろうか

…それでもいつかは、表情を伝えたくて
足りない言葉より、
ただ ちゃんと目を見たかった。