全日本武道具空手道~道場訪問記~、今回ご紹介するのは宮崎市江平の『日本総合空手道場・士学館』様です。
士学館は宮崎県にて本部道場をはじめとし、北支部、中央支部、川南支部にて稽古を実施されており、今回と次回の2週に別けてのご紹介となります。
士学館は桃井敏行館長が2005年に宮崎にて設立されました。
桃井館長は幼少期より少林寺拳法を学ばれ、宮崎日本大学高等学校空手道部に入部。和道流空手を学ばれ、初代主将を務められました。
その後、日本空手道連盟・叢林塾(前極真会・関川道場宮崎支部)本部師範代を経験された後、自らの団体である士学館を立ち上げられました。
士学館は、直接打撃制として相手に突き蹴りを直接当てる『フルコンタクト空手』
お互いに防具を付けたポイント制スタイルの『硬式空手』
そして、元来の武術としての空手道を考え、ルールの上での空手ではなく、人を倒す為の術を磨いていく事を目標に、尚且つ、倒すというのは簡単に相手を傷付ける為の技や様々な戦いを想定して攻撃するだけの稽古ではなく、相手を出来るだけ傷つけず説き伏せる等を追求していく空手道である『武術士学道(護身術)』といった事を学べるのが特徴です。
本部練習場での稽古は毎週土曜日、午後18時から20時まで、宮崎県宮崎市大字熊野の宮崎県武道館にて行われております。
本部道場は桃井館長の元、湯浅師範代をはじめ、押川指導員、金井指導員等が在籍されております。

村上師範は、極真会館・関川道場・宮崎支部から叢林塾を経て、現在の士学館にて指導されており、延岡西高校空手部の監督でもあられます。現在は、県空手道協会で運営の方に尽力されております。
北支部・大島道場は、宮崎県宮崎市大島町四反田の大島北団地集会所にて、毎週月曜日と木曜日、Ⅰ部(少年部)18時30分から20時30分、Ⅱ部(一般部)19時から21時まで稽古されております。
北支部大島道場の桃井章太支部長代理は、小学1年の時より空手を始められ、社会人としても数々の大会に出場し、上位入賞を重ねてこられました。
次週も引き続き士学館・南支部、中央支部、川南支部をご紹介いたします。