人の恨みをかうということは、
実は大変なことなのではないか。
偶然つけていたラジオで、
ある歌手のデビューの話を聞いた。
そこには「不義理」があった。
芸能の世界では、よくあることなのかもしれない。
ラジオでの話を聞いただけでは、その歌手は、
そのことは別に何とも思っていなかったようだ。
けれど、わたしは、デビューできなかったという二人の
深い恨みをなぜか感じてしまった。
この歌手は、とてもいい声を持っていて、才能もあり、
超一流の音楽家幾人とも、縁があって、
おそらく付き合ってたりもしていたのに、
その歌は今ほとんど忘れられてしまっているように見える。
それでも歌手として生きていかれているのだからいいのか。
私は、デビューできなかった二人の深い恨みを感じる。
これはただの感想です。