またまた深夜に目が覚めて、
「サタ・シネ」を観てしまったのです。
ケイトブランシェット主演の「ギフト」。
霊能力を持つ主人公のもとに、
「話を聞いて」「カードを読んで」と現れる、
不安定な友人たち。
けれども追い払ったりせず、
誠実に対応して。
「友達よ」
と。
「貴方は、お父さんから何かを奪われたんじゃない」
と。
「暴力をふるう夫からは、離れなければいけない」
と。
主人公の霊能力も、とても不安定。
急に見えたり、見えなかったり。
人からは「未来が分かるなら、株を当てて大儲けだ!」
とか言われて。
あちこちへこんだ車。
豊かとはいえない生活。
「青いダイヤモンド」の意味。
「今は、もう自由です」
という「友達」。
最後に起こった奇跡。
「貴方は、皆の心の支えになってください」
と。
そして、
3人の子供たちと寄り添う姿。
涙がこぼれたのです。