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太田道真さまがねむる

龍穏寺を訪れました。

 

 

 

越生古寺卸鞍時 斜照吹鴉欲宿枝

(越生の古寺に鞍を卸すとき 照斜めにして鴉なき宿枝を欲す)

 

忽入上方参薬石 愧非忘箸老禅師

(忽ち上方に入られ薬石を参じらる 忘箸の禅師に非ざるを愧じる)

 

 

道灌公が亡くなって二年後、美濃に帰る途中の万里集九は、龍穏寺の道真さまを訪れたのです。そのとき読んだのがこの詩なのだそうです。

 

墓所には石碑が立っていますが、実は本当の墓所はそこではなく、さらに奥にある、一番高い所の三基がそうなのではないかと、そこにいた人が教えてくださいました。

 

 

ありがとうございます、ここまで来ることができました。

 

 

※※※

 

 

龍神伝説

 

 

悪龍がいて民が悩んでいたことを聞いた道灌さまは(!!)

雲崗俊徳和尚(龍穏時第五世)を使わしました。

 

龍が住んでいる沼を目前とした愛宕山に登って、

経典を読み上げる和尚。

 

幾日もの間、龍を抑え込む戦いが続きました。

 

やがて、龍は雲崗和尚の霊験により、過去の悪行を断ち切り

善龍となって奉仕することを誓いました。

 

そして、龍は竜巻とともに大空に登っていきます。

そして沼は平地となり、沼の水は越辺川となりました。

 

和尚は龍の心が静かになったことを記念して、道灌さまにお願いし

大きなお寺を立て「龍穏寺」と名付けました。

(?雲崗俊徳和尚は五世ではないの?)

 

そして、龍が住んでいたということから、

「龍ケ谷」という地名が生まれたということです。

 

(看板より)