こんな時に不謹慎かもしれませんし お金もないんだけど チャンスがあって 西へ旅に出ました
目的地は 安土です 信長の居城「安土城跡」どうしてもいつかは行きたかったのですが
行くことができました
「樅ノ木は残った」を読みながら新幹線で関西まで行くことができました
「樅ノ木は残った」をなぜ読もうと思ったかというと いつも行く小規模書店でこれから読む予定だった「アンナ・カレーニナ」を買おうと思ったのですが そこにはなく かといって書店で注文するほどの情熱もなく 書棚を見ていると いつかやはり読みたいと思っていた山本周五郎の「樅ノ木は残った」上・中・下が置いてあったのです
思い切って買ったのです
長いです
原田甲斐のスーパーマンぶりに驚くのです かっこよさに驚くのです 「朝粥の会」とか余裕ある大人
こんな人はきっと小説の中にしかいないでしょうけど いたとしても境涯の違いでねこ子と出会うことはないのかもしれませんけれど
だからこそ 小説の中でそんな人格に触れることができてよかったというものです
思い切って読んでよかった
安土駅は思った以上にさびれており レンタル自転車屋さんしか見当たりませんでした