「アンタ妹だから俺と結婚はできないよね」
と家光さんが鷹司孝子さんに直接宣言したかどうかはわかりませんが
最初から家光さんは孝子さんを憎悪していたようで二人の間には夫婦生活はなかったといわれています
本来大奥トップであるはずの正室孝子さんを大奥から追い出し 吹上につくられた邸宅に軟禁状態にし 「御台所様」ではなく「中の丸殿」と呼ばせるひどい仕打ち
家光が死んだ後も家綱や綱吉と縁組させず 絶対に「正室」として扱わなかったのです
なんの力もない一人の女に なぜここまで 憎悪をぶつけたのでしょう
家光という人はどんな人だったのでしょう
いま BSフジでやっている「大奥83」では 家光さんと孝子さんはラブラブです
「呪う人は好きな人なり紅芙蓉」(長谷川かな女)という句を思い起こしました
その 憎悪のエネルギーはもしかしたらものすごい愛情の裏返しだったのかもしれません
家光さんの目がきれいです