運が悪けりゃ 200歳 | ゆうゆうねこの感想ブログ

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「会計ねこ子の感想ブログ」から
ゆうゆうねこの感想ブログとなりました。
内容は、本などの感想です~~




「ジョンは現金で


 彼女に与えなかった


 彼女に必要と思うものを


 彼は買い与えた


 衣装に食べ物にアパートに酒に友人まで」





「八週連続


 日に五回のショウ


 週七日ぶっとおし


 この仕事をしろ


 あのドレスを着ろ


 あの男に近づくな


 これを歌え


 数か月先の契約の


 サインはしないでくれ」 と





(アレクシス・デヴォー 言いわけしないで -ビリーホリデイの歌ー 国文社 より)








消耗し切った末 ビリーホリデイは 夫ジョンレヴィと長い裁判を戦い やっと別れることができたのです











H氏と沖雅也さんが 同じような関係だったかどうかは推察でしかありません 沖さんは あくまでもH氏を責めることなく 「感謝」して旅立ったのですから











そういう別れ方だったのですから











そんな ビリーホリデイは 自伝の中で寿命についてこう話しています











「私が二十五歳のとき、母は三十八歳だった。彼女は誕生日のケーキに四本以上のローソクをたてようとはしなかった。だから、彼女の享年は三十八歳ということになる。


 私もそうしようと思う。私も、最高で四十、できるなら三十八歳のままでいよう。彼女はカレンダーなどを問題にしていなかった。私もそうしよう。時に私は二十歳のつもりになり、又或るときは二百歳のように感ずる。ここにはもはや算術の力はない。」(奇妙な果実 ビリーホリデイ自伝 晶文社 より) と