
世界的にも注目される国内有数のモータースポーツイベント『SUPER GT』とトランスフォーマーの公式コラボシリーズ、『トランスフォーマーGT』。
今回はその中からラインナップ二つ目のキャラクター、GT-Rセイバーを紹介しちゃいます。
パッケージ


大きさこそスタンダードですが、値段は10000円!
同サイズのトランスフォーマー4つくらい買える金額です。
そういくつも買えないですが、今後のラインナップが激アツなので悩みます…
内容物

ビークルモード:カルソニックIMPUL GT-R




カーモデルとして開くべき所は開きます。
エンジンルームにロゴプリントがあったり、シートやハンドルも作りこまれています。


ちょっと話が逸れますが、トランスフォーマーは車に変形するキャラが多い割に、実在する車種とのコラボが意外と難しいんです。
なぜなら、メーカーのポリシーやプライドというハードルがあるからです。
メーカーによっては、変形で車体に亀裂や分割線が入るのを嫌がったり、自社ブランドの車を物騒なアニメや映画に出演させる事に難色を示す場合があるので、どうしても出せる車の種類が限られてくるのです。
実写版3作目でフェラーリやメルセデスの変形シーンが極端に少ない・短いのは、まさにそういった背景があるためですね。
話を戻して…
では変形させてみましょう。
トランスフォー--ム!!




変形機構が複雑というよりは、部品の噛み合わせが固い・塗装が剥げそう(実際、擦れて剥げた部分もあります)といった、細かいポイントに気を使わなければならないのが大変でした。
ロボットモード:GT-Rセイバー


青を基調としたトリコロールがカッコイイ!
マッシヴなのにスタイルも良い、こういうロボットが大好物なだけに満足度は高いです。
背中のルーフとボンネットが目立つような気もしますが、許容範囲かと。
キャラクターの出典は1989年に放送されたTVアニメ『トランスフォーマーV(ビクトリー)』より、サイバトロン総司令官スターセイバー。
こうなったら宿敵である破壊大帝デスザラスも商品化してほしいですね。
スターセイバーは優れた剣士なので、GT-Rセイバーにも剣状の武器『ガスフィルブレード』が付属。
ガソリンを注入する器具がモチーフらしいです。


接続は恒例の5㎜ジョイントではなく、拳の穴が目立たない仕様。
あまり深くまで差し込むと抜くのが大変です。
また、明記されていませんが固定武装のブラスターを展開できます。
これはトランスフォーマーGTの前身である『トランスフォーマーオルタニティ』の名残。

そして、このシリーズの特徴とも言える(?)、レースクイーンのフル可動フィギュアが付属。

スケール比も合わないし。
ロボットと人間を絡めて絵になるのは確かですが、萌えは必要ないのだよ、トランスフォーマーには。(←強調したいので倒置法)
とはいえ、このコスチュームもレーシングチーム全面監修とのことなので、SUPER GTが好きな人には堪らないのかもしれませんね。
【総括】

結構な値段も、「この出来なら文句ない」レベルです。
集められるかは別としてですが(笑)
トランスフォーマーオルタニティで国産メーカーとコラボ→トランスフォーマーGTで美少女フィギュア付きの後継シリーズという展開は、かつての『トランスフォーマーバイナルテック』と『トランスフォーマーきすぷれ』の関係を連想させます。
歴史は繰り返すと言いますが、こちらはモノが確実に進化しているしアプローチも話題性のあるものなので、是非とも手堅くラインナップを増やしてほしいですね。
目指せ全参加車種商品化!
今後が楽しみです(^ー^)