残り361日知らないおじいさんのお葬式へ行った沢山の大人が集められていた泣いているひとはひとりも居なかった鏡の前に立って自分を探してみたどこにも居なかったおじいさんは家族をつくったおじいさんには家も畑もあるわたしはおにぎりをつくったわたしには家も畑もない少しだけ夜が短くなってきた