やり場のない苦しい気持ちを
どうかここだけでは話させてください・・・
この先他では、絶対弱音を吐きませんから。
そして、どうか力を与えて・・・
昨日の朝、
「ハナの様子がおかしいから下におりて来て！」
と言う、主人の声で飛び起きました。
慌てて様子を見に行くと
おとといの晩まで元気に走りまわっていたコハナの後足が
完全に動かずブラーンとなっていました。
そうです。
ダックスフンドの４頭に１頭がかかるという椎間板ヘルニアに
突然コハナがなってしまったんです・・・
病院へ連れていこうにも、昨日は祝日だったので
どこへ電話をしても診察してもらえずに
ネットでヘルニアの症状を調べ上げ
発症から４８時間以内なら内服薬での治療が可能とわかり
とりあえず今日の朝まで様子を見ることになりました。
（これが後悔への第一歩とも知らずに・・・）
朝になって、知り合いから教えてもらった
ヘルニアに関して腕がいいという病院へ慌ててコハナを連れていき
いろいろ診察をしてもらった結果・・・
発症から２４時間なのに、完全に後足が麻痺している
神経中枢までやられている可能性がある
ステージでいうと最悪のレベル５である
というものでした・・・
２４時間でここまでの麻痺がでるということは
かなりの衝撃が加わったのではないかということで
手術をする以外、回復の可能性はまずないでしょうと言われ
夕方まで点滴で様子をみながら、
変化がなければ緊急オペにうつると先生に言われました。
けれど、手術をしたからと言って完治する保証はどこにもなく
しかもコハナの場合、酷い衝撃が加わったせいで
軟化症という病気も併発し、命を落とす可能性もある・・・
覚悟はしておいて下さいと・・・
その後の説明は、全く聞こえてきませんでした。
診察室でコハナを抱きしめ
わんわん泣くことしか私にはできませんでした・・・
本当に信じられません。
おとといの夜まであんなに元気だったのに。
コハナは私の大切な家族です。
４年前、２匹目のダックスを迎えいれようと
今の主人と大阪中のペットショップに足を運び
ダンボールの中で兄弟達と一緒に飛び跳ねていたコハナを見た時
「もうこの子しか考えられない」
そう思いました。本当に運命でした。
コハナは、お座りのひとつも満足にできないオバカちゃんです。
けれど、家族になってからの４年間
どれだけ私の支えになってきてくれたことでしょう。
家族以外には頑としてなつかない所も
飼い主の私達にとってはこの上ない可愛さでいっぱいでした。
コハナはまだ４歳です。
これからもっともっと長生きしなくちゃダメなんです。
カツオと一緒にソーセージの取り合いっこしたり
これから生まれてくる赤ちゃんのことだって見てもらわないと困るんです。
ゼンタロウだって、コハナがいないと病気になっちゃいます。
コハナ。春には6人家族になるんだよ？
こんな病気に負けてる場合じゃないんだよ？
新しいオウチだって、コハナたちの為にお庭を大きく作ったんだよ？
パパも心配で仕事が手につかないって言ってるよ？
ママもパパも、
コハナが自分で出来なくなったおしっこやウンチのお世話
これからずっとやっていく覚悟はできてるよ？
どうか・・・どうか命だけは助かって・・・
夕方の病院からの連絡を
今は静かに待っていたいと思います・・・。