地域を元気にPTミカミのブログ

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理学療法士になり10年目だと思います。
訪問リハビリが本業になりました。
訪問リハビリは多種多様な知識、技術が必要になります。自分の勉強したことのアウトプットとしてここに書いていきたいと思います。
よろしくお願いします。

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最近リンパ浮腫の利用者が多いので、

今日はリンパ浮腫について確認します。


●そもそも浮腫ってなんだ?


  毛細血管内圧の上昇、血管透過性の亢進、血漿膠質浸透圧の低下、リンパ管の閉塞等により皮下組織に細胞外液が異常に貯留した状態。

  全身性の浮腫と局所性の浮腫がある

 

 <全身性浮腫>

    臓器不全、低たんぱく血症、妊娠性浮腫、薬剤性浮腫(降圧薬、消炎剤等々) 

  <局所性> 

    静脈性、炎症性、アレルギー、脂肪、廃用、外傷、リンパ性


 ・リンパ性浮腫

    リンパ管の圧迫、狭窄、閉塞によって生じるリンパ流の阻害と減少のために生じた浮腫。

  

  <特徴>

    発症が慢性的。

    局所性であることが多い。

    利尿効果がない。

  


●リンパ浮腫の病期と気を付けるべき合併症について

 病期

 

  0期 潜在期

   リンパ管の輸送に障害あるが、リンパ浮腫は顕在化していない。


  1期 可逆期

   圧迫により圧痕ができる程度の浮腫。夕方になるとむくみが強くなる。安静や患肢の挙上により軽減する。組織の線維化がはじまり、皮膚に固さがみられる


  2期 非可逆期

   硬さが増す、安静臥床でも浮腫は軽減しない。早期では皮膚は固いが圧痕が残るが、晩期は圧痕が残りにくくなる。


  3期 皮膚が硬化し、圧痕が残らない。リンパ漏、象皮症などを呈する


3期にもなると、疼痛等が強く介入が難しかったです。皮膚をさする程度からはじめて、ゆるんだらゆっくり、すこーしずつ関節運動を促すと、疼痛緩和が図れます。


合併症

 ・蜂窩織炎

   患肢全体が鮮紅色

   痛み、高熱、寒気、震えがある。

   白血球の増加、CRPの上昇

    ⇒リンパドレナージは中止

  ・急性皮膚炎

  ・リンパ漏

  ・色素沈着

  ・皮膚の乾燥、硬化、角化


リンパドレナージの手技はもちろん大事ですが、

皮膚や全身状態のアセスメントの方が個人的には重要と感じてました。



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三上啓全