びっくりしたけど個性って大切!!

 

カウンセラーの清水美貴です。

 

先日、高校時代の部活の先輩からごはんに

誘われて久々にオシャレして行ってきました。

 

この時期なので少人数(4)で小さな個室に通され

座っていると小柄な男性?が遅れて入ってきました。

 

おや?

見覚えのある顔だけど思い出せない。

そして女子会では…?

 

その人は私を見るなり

「ねぇびっくりやろ」っていたずらっぽく微笑んでいた。

 

???この声って〇〇美ちゃん?

 

彼女は、高校時代の部活のアイドルだった人です。

 

私以外の2人は、普通に接していたのですが、

私は、何故かドギマギしていた。

 

「あの…何て呼んだらいいん?」

私ったら何を言うてるの?

 

「彼女からはダァって呼ばれてる」

イヤイヤ私は、彼女じゃないし

「ダァはちょっとなぁ…」

「ミキティからならダァでもいいよ」

オヤオヤ何で私もダァのお許しもらえたのかしら…。

 

ごはんを食べながら高校時代の話になった。

私の高校は、進学校の割には部活にも力を入れていた。

ダァは、男子からも女子からも人気があり後輩からも憧れの存在だった。

 

ダァは、ビールを飲みながら私に

「ねぇ、何でこんなにんなったか聞かんの?」

「聞いていいん?」

戸惑う私にダァはこれまでの経緯を話してくれた。

 

中学校からずっと制服がスカートって事に違和感があった。

高校時代クラスメイトの女子が気になっていた。

大学時代に自分の性に対して真剣に向き合おうと思った。

そして性同一性障害という事になったそうだ。

 

 

顎髭もあり胸も切除し男性らしくなったダァは

私や一緒にご飯を食べた先輩に本当の自分をカミングアウトしてくれた。

それから同窓会に来れなかったこと等も話してくれた。

 

ジェンダーとかそれって私にはどうでもいい

人がこの世に生を受けて誕生して性別を間違えることってあると思う。

そして長く人生を生きてきて軌道修正してもいいと思う。

 

どうか忘れないで人が何を言っても自分をしっかり守って生きてください。