親父ががんと宣告されてから、本当に多くの人たちに勇気と希望をいただいてきました。
本当に感謝です。
今日は、丸山ワクチンを病院で接種してきました。
親父の主治医の病院では、
「丸山ワクチンは、一通り抗がん剤治療が終わってから考えよう。」
と言っていたのですが、
余命3ヶ月以内を宣告された上に、
先日の診察では、さらに短くなり2ヶ月以内を覚悟して下さいと言っていた。
抗がん剤治療は、1クール1ヶ月かかってしまう。
となると「余命あと1月」を切らないと丸山ワクチンは使えないの??
と悩んでいたので、取引のある病院の院長先生に相談したら、
「カルテを私が書いてワクチン接種できるようにしてあげるよ」との事だったので、
早速言葉に甘えてカルテを記入してもらいワクチン使用申請を出したのが、先週の金曜です。
昨日ワクチンが届いたので、今日の午後から病院を訪ねると院長が、
「本当に主治医に相談しなくてよいのか?」
「結局は向こうで治療を続けなければならないから、気まずくならないか?」
「なんなら私が主治医を説得しようか?」
といろいろとありがたい申し出がありました。
「私たちには、時間がありません。でももし先生に迷惑がかかるようなら・・・・」
「私は大丈夫よ。最後は皆さんが決めることだけど・・・」
「私たちは覚悟ができています。今はこのワクチンに頼るしかないのです。」
というと先生は、一言「わかった。」
といいワクチンを注射してくれました。
この丸山ワクチンは、2日に一回注射をしないといけないのですが、
これも先生が考慮してくれて
「お父さんは、体力や免疫が落ちているので、頻繁に病院に来ることは避けた方がいいよ。」
「あさってからうちの看護師を自宅に行かせるから、家でゆっくりしていてね。」
との事。
親父はこっちがいくら「費用は気にするな。」と言ってもだいぶ気にしていて
このありがたい申し出にもなかなか首を縦に振れずにいたんですが、
それを察した先生が、
「費用は気にしないでね。あなた方から費用は一切頂きません。」
「全部ボランティアでやるよ。こんな時期だから他にお金使ってね。」
との事でした。
お金の問題ではなく、この心遣いに感動しました。
と同時に親父の心も救ってくれたように感じます。
またひとつ親父が良くなる気がしました。
ありがとうございます。