先日の東日本大地震では、
連日TwitterやBlogで感動的な話が出ていますが、
私も東京の緊急災害支援本部であった話を残します。


私の所属しているネットワークの社長の話です。
今回被災地にある加盟店のうち、石巻と相馬の加盟店が全く連絡が付かず、みんなが諦めかけていた時に、その社長さんが私は最後まで諦めない!連絡が来ないんだったら、こっちから探しに行くと言い、ヘリをチャーターし社長自ら現地に乗り込んで、見つけたそうです。
全員の安否確認が取れた時のあの感動というか、本部の熱は一生忘れないと思う。
本部と加盟店の間には資本提携もないのに、本部の社長が危険を顧みずにやった行為は、本当に損得の感情じゃ無かった。

宮古島からの救援物資の話しは、
私が東京に行く数時間前にうちの社員から、
「実はさっき、被災地に住む友人から一才の子供もいるのに物資が無い。助けて…というメールが入ったけど、どうしたら助けられると思いますか?」
と言われたので、私がちょうど仙台に行くので、直接渡してきますよ。
と言い、紙おむつ、ベビーフード、子供のお菓子、乾電池…などなどを買って東京に渡りました。
東京についた日に、原発の爆発、ガソリン不足などの理由で、結局仙台に行かず、東京で支援物資の協力依頼をして、物資を集めていました。
まあ最終的には放射能には勝てそうもなく、宮古島に帰ることにしたので、友人さんに渡す予定の物資を本部に託して戻りました。
そしたら次の日本当に決死隊を組んで、本部チームは、仙台まで救援物資を届けに行き、その友人さんにしっかり物資を届けてくれたそうです。
これこそ本当に絆がつながったわけですよ。
連絡を受けた人、荷物を買った人、そして届けた人、受け取った人。
どこにも業者はいないし、誰一人関わった人、2人以上の顔を知らない。
でも想いと荷物は届いた。
私たちは、微力だけど無力じゃない。
諦めなければ絶対なんとかなる‼


最後にうちの嫁。
仙台に行くと伝えた時に
「あんたは、父ちゃんがこんな時に何を言っているの⁇父ちゃん好きじゃないの⁇」
と大激怒でした(笑)
嫁の反応は、当然だと思います。
でも次の日は、なにも言わずに準備をしてくれ、笑顔で見送ってくれました。全てを汲み取ってくれたようでした。ありがとう。


今回被災地には行けなかったけども、
代わりに大きなことに気づいた。
人の想いというのは、本当にものすごいパワーがある。ただそれを活かすには、どれだけ自分が縁を繋ぐことが出来るか、大切に出来るかにかかっている。

被災地の皆さん!
大丈夫だ、必ず前よりももっと良くなる。だから希望を絶やさないでください。絶対に私たちのパワーで助けて見せます。

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