わたし、パチスロ、ジャグラーが大好きです

 

嫁さんは、パチ屋は悪の巣窟のごとく憎んでおります

 

 

まあ、若い頃、さんざん放蕩をいたしましたので、いたしかたないことかと思います

 

当時はパチスロに行って、帰ってまいりますと、勝ち金の半分は、いやおうなしに嫁さんに没収されておりました

 

その折の申告は、正直に答えるのがわたしです

 

 

ある時期、6か月ほどですが、どうしても家計のお金が足りないというので、パチスロで稼いで生活費のプラス分を補ったこともございます

 

それでも嫁さんは、パチ屋を憎むことは止めません

 

とうぜん嘘だと思われるでしょうが、わたしのパチスロの生涯収支はプラスでございます

 

実機を買って、分解や挙動等の確認をいたし、分析したり、出入りするお店のデータを毎日分析したり、それなりに勝つための努力もいたしましたけれど

 

わたし、ギャンブルは別会計です

 

勝ち金を積み立てたギャンブル口座というものを現在も持ってます

 

よって家計からは一銭もいただいておりません

 

 

嫁さんのお父様も、競輪大好きな人でしたので、もともとギャンブルアレルギーがあったところに、わたしがパチスロに多くの時間を費やすことが我慢できなかった模様です

 

 

それでなくとも、当時は麻雀、執筆と、すべての時間を自分のために使っておりました

 

娘たちも、毎日執筆する、わたしのあぐらに座って過ごしたと、未だに恨んでおります

 

 

 

よってここ数年の間は、パチ屋への出入り禁止を嫁さんから申し渡されておりまして、まったく足を向けておりませんでした

 

 

 

先日、トラブル処理でおうかがいしたお客様と和解した後

 

パチ屋に誘われました

 

土日に奥様監視の元にするパチンコしか認めてもらえてない

 

しかし、こっそり、仕事帰りに寄るんです、が、おつきあいしてくれますか、って感じでございました

 

1000円で当たりを引いてしまいまして、3時間ほど遊びまして

 

嫁さんに大目玉を食らいました

 

 

まあ、そんなあんなの紆余曲折がありまして

 

一週間前に

 

嫁さんが仕事に出かけて、戻るまでの間は、わたしにパチ屋への出入りを許可するとのむちゃくちゃ寛大なお達しをいただきました

 

ここ数年の内では、最大の喜びの瞬間でございました

 

本当に土下座いたしまして、震える声で感謝を申し上げ、感涙いたしました

 

 

 

そして堂々のパチ屋通い

 

まずは昔のように店員さんたちとのコミュニケーションから

 

 

 

初日に勝たせていただき

 

それを貯コインというシステムで換金せずに置き

 

お金を奪いに来たのではありませんよアピールをして

 

柔軟剤だけ、嫁さんへの賄賂としていただいて帰りました

 

 

それから昨日まで日参いたしておりますが、貯コインは溜まるばかりで

 

追い銭しないで遊ばせていただいております

 

 

 

しかし

 

毎日、パチで負けてお店の柱を蹴飛ばして帰る人や

 

負けてしまった台の前でうなだれて、呪詛の言葉を吐く人や

 

本当に様々な人間模様を拝見させていたただいております

 

 

 

きっと、この人たちは、それがしたくてパチ屋に来てるんだな

 

と、わたしは思っておりますが

 

 

 

ちょっと最近困っていることは

 

いつも出しているわたしを見て

 

常連さんたちが、どの台が出るの、とか

 

打ち方にこつがあるの、とか

 

後ろに立ってわたしの遊戯を見学したりされ始めましたので

 

お店にご迷惑がかかるため

 

早々に帰らなければならなくなったことです

 

 

 

静かに

 

ちょいの間のお楽しみがしたいだけなのに

 

そんな人たちもおもしろいんですが

 

ちょっと困ったなっていう感じです

 

 

 

嫁さんは、明日はジョア10本ね

 

なんて、注文をつけて

 

我慢の憂さ晴らしをしている模様です

 

 

そんなあんなでございますので

 

本日、嫁さんをプチ旅にお連れする約束をいたしております

 

 

 

まあ、そんなところで、帳尻を合わせていくしかありません