夜明け前の空を見てる
月から飛び立つロケットを見てる
ああ僕らの歪んだ毎日に
音を立ててぶっ刺され
傷だらけの夢を見てる
何度も見た知らない街を見てる
通りの向こうに消えた誰かの
後ろ姿を人混みで 探してしまうよ
希望なんてコトバにばかり引き摺られている
僕は意味の無いやりとりばかりに疲れている
何の変哲も無いことで涙がでる
そんな人生はどうだろう
こんな現実に満足している
そんな人生も悪くないよ
夜明け前の空を泳ぐ
月から飛び立ったロケットで泳ぐ
知らない街の通りの向こうへ
いのちをぶっ刺してやるのだ