SAITO JOTARO x カリモク ☆ トークショーに行く。 | zenikoのブログ

SAITO JOTARO x カリモク ☆ トークショーに行く。

着物デザイナーの斉藤上太郎さんと、家具のカリモクの社長、加藤洋さんのトークショーに行きました。

日本を代表する、若きリーダーのお二人のトークはとっても刺激的でした。

超モードな着物で、ワードローブな着物をコンセプトに、
目からウロコな素敵なお着物の数々をデザインされるJOTAROさん。

オシャレな高級家具で有名なカリモクの社長、加藤さん。

このお二人?がコラボレーションされた家具の第二シリーズ、
蓮夕(レンユウ)」という家具の展示会兼トークショーだったのです。

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この家具は、ミラノサローネで大絶賛され、
ヨーロッパの国々や、アラブの国々の方に特に好まれたそうです。
日本での凱旋展示会、とのことでした@絹磨_六本木ヒルズ。


加藤社長曰く。
カリモクさんの家具は人間工学に基づいた上、
更には日本の職人さん達が自分たちの腰や背中に優しい、
真の心地よさ、使用感を追求して作られた、究極の家具なのだそうです。
又、加藤社長は、「木」についての専門家であり、
木の持っている個々の本来の性質を生かして、それを家具創りに反映されているそうです。

そもそも日本は木の建築や工芸の文化であり、その細やかな計算、
そして繊細な職人さんのさじ加減を「日本らしさ」として、
世界に胸をはって家具制作をされているそうです。


JOTAROさん曰く。
着物であったり、帯であったりの京都の工房の絹を操り布を作る技術は世界一で、
例えば着物の織り柄で繊細なグラデーションやぼかしをみせる。
それは日本の職人さんの手作りでしか表せない妙技なのだそうです。
また、金糸や銀糸を織り込むという技術も日本ならでは。
帯は体のラインに沿って柔らかに動く、けれどもこすれに強い!

日本随一すなわち、世界一。
という高い技術に誇りを持ち、
更には柔らかな色気を含んだデザインで、素晴らしい家具達がお目見えしてました!

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「蓮夕」のシリーズは、
家具の中に「時」をテーマに織り込んで、
月の中で美しく輝く花、月の光の移ろいで花の見え方も変わる多様性が表現されているそうです!
家具の中にも時を感じさせるなんて、四季をもっている日本ならではの考え方で、またまた目からウロコ!
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お着物にも四季があって、移ろいを感じる。
それを家具に魅せるなんて、、、。
さすがです。

お二人共に、日本人であること、日本の技術や美術に誇りを持って、
日本らしさを追求して、世界に挑戦していくお姿!
ほんっとにカッコイイです!


そして、日本の美と技術の最高峰であるこの家具達を、
実は日本の皆様にこそ分かってほしいのに、
残念ながら、海外でのほうが受けがよいそうです。
確かに、現代美術の巨匠達も、海外で先に認められ、日本で後追いした形でしたものね。


マンガやクルマだけじゃない!
日本らしさで世界に頭角を現すこと!
日本の可能性の無限大∞を感じて!パワー沢山もらいました!
素晴らしい日本人、沢山いらっしゃいます!


ニッポンばんざ~い!!


ありがとうございました!
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