最近、映画マトリックスの話題があり、その時に首の後ろにコンセントのようなものがあったネ、と話した事から『エリ』が氣になってます。
そこで、エリの考察を書いてみたいと思います。
普通、エリと言えば『襟』の事を思い浮かべると思います。
映画マトリックスの首の後ろのコンセントは、「ネックプラグ」と言われてます。
ここの位置はまさに襟の位置。
襟が重要なところだと示してます。
人体的には、交換神経と副交感神経がクロスする箇所が首の後ろで『襟』の部分。
ここは、急所であり、必殺仕事人は、ここを針で一撃して相手を仕留めますね。
風邪に効くと言われる「風紋(フウモン)」と言うツボのある場所でもあります。
なぜ、ここが急所で大切なツボなのか?
それは、『エリ』と言う言霊を紐解くと分かってきます。
『エリ』と言う言葉は、旧約聖書の中に出て来ます。
「エリエリレマサバクタニ」と言う言葉は、キリストが十字架に貼り付けされた時に言った最後の言葉である。
その意味は「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」だそうです。
エリとは神と言う意味。
古代ヘブライ語では神をエルとも言っていた。
エリもエルも神と言う意味に通じる言葉。
ネックプラグのある首の後ろの急所は、エリ(襟)であり、神に通じるところなのかも知れませんね。
急所の襟のところを『首(クビ)』と言います。
この首は命と直結しているところ。
戦国武将は敵陣大将の首をはねてましたね。
今でも、仕事で職を失うことを「首になった」とか「首切り」とか言いますね。
首=シュ=主=神。
首(クビ)とは、主(シュ)を意味し、主とは神の意味でもあります。
ところで学生服では黒い詰め襟(ツメエリ)の服を着ますね。
この詰め襟は急所の襟を守る役目なのかも知れません。
気持ちを引き締めて真剣に物事に取り組む態度を示すことを「襟を正す」とも言います。
学生服の詰め襟には、気持ちを引き締めて真剣に取り組む態度を示す役目でもあり、ある意味で神様に向かう気持ちに通じるのかも知れませんネ。
サザンの歌ではないですが、「愛しのエリー」のエリーと言う名前も、深い意味があるのだと思った次第です。