根性論の

世間一般の評判が良くない。


根性論でなくても、

自分の考えを

他人に押し付けるのは

論外ではあるが、
 

私は自分の中にだけ、

自分の根性論を復活させる。

 

私にとっての根性論は、

負け戦を覚悟すること。


覚悟とは、

 

危険なこと、不利なこと、困難なことを予想して、

それを受けとめる心構えをすること。

(goo国語辞書より)


覚悟して、
現在の居心地の良い環境を諦めて、

そして、自分で未来を

切り開いていく。

 

コンフォートゾーンからの離脱。


最近はやりの、
優れた仕組みや体制を使って、

居心地のいい環境で、

自分の成長を促進していこう

とする流れには、

根性論は不要。

 

ただ、この仕組みでは、

覚悟が醸造できるかはわからない。

 

覚悟を醸造したい。

覚悟を臨界点まで熱したい。

それが私の目標だ。

 

人を追い込む状況を

作らないための流れが、

優れた仕組みや体制である。

 

その流れに相対する方向。

時代遅れで結構だ。仕方ない。


根性論の領域には、

理不尽が付きもの。


理不尽を整理していくこと。

ここに大きな負荷が発生する。

不安の苦痛の原因になる。

 

自分に負荷をかけて、

それに耐えながら、

前進していくこと。


その継続的な耐性を

作っていくこと。

 

昨日、先月、昨年

できなかったことが、


日々の苦労の中で取り乱さず、

いろいろと試行錯誤して、

工夫して、


今日、今月、今年は

できるようになってくる。

 

そして、

できたことは、即座に手放す。


何もできない状態に立ち戻り、

次のことへと前進していく。

 

コンフォートゾーンからの離脱を

継続的に行っていく。

 

そして、

覚悟の純度を上げていく。


それが成長だと思っている。

 


窮鼠猫を噛む(きゅうそねこをかむ)
《「塩鉄論」刑法から》

追いつめられた鼠が猫にかみつくように、

弱い者も追いつめられると強い者に反撃することがある。

 

(goo国語辞書より)

 

ここには、

極めて純度の高い覚悟と、

諦めを持った、


弱き者の成長の飛躍が

みられる。


自分を追い込む状況を

作っていく。

 

一番欲しいものは、飛躍だ。

段階的な成長では物足りない。

 

飛躍を誘発するための

自分への負荷のかけ方。


それを見極める必要がある。

 

飛躍には、

不可能へのチャレンジがある。


不可能ごとを可能にしていく、

自分がどう仕上がっていくか、

傷だらけでも笑っていられる自分、

そんな自分に会えるのが

楽しみになる。

 

たとえば、

ブラック企業での根性論。

自分の能力以上のことを

やらされる。

口先で。無責任に。

 
危険の見極めの方法。
 
ブラック企業や関連案件で、

罵倒やパワハラなどの

ハラスメントがある場合は、

それは根性論とは違う。


バカに付き合うことはないので、

サヨナラしよう。

 

でも、失敗しても成功しても、

何も誰も触れない、

放置の場合は、


それを

トレーニングのフィールド

としてしまうのもアリだ。

 
腹立つことも多いが、
そんな状況を
乗り越えてしまうことも有効だ。

それに対処できる人間に
なっていく。
 
理不尽な状況において、
あえて自分から主役を取りに行く。
自分が状況を
コントロールできるようになる。
 
理不尽を乗り越えること。
理不尽を整理できる人間になること。
理不尽を整理して、

普通の人たちには、
整理された、きれいなタスクを
渡してあげる。
 
そんな役割もある。
だれもやりたがらない。

だれもできない能力を向上させる。

普通の人がやりたがらないのは、
評価の数値化がしにくいからだ。
 
グレーゾーンを突き進むことになる。
結果が出にくい。
結果が出るまでに時間がかかる。
結果が出る前は、
回りの人間から
誹謗中傷があったりする。
普通の人たちは、
評価しにくい人間を
責めるのが大好きだ。
 
ただ、
この先に私たちが見るのは、
自分が超能力者になったとも
思えるぐらいの
自在無碍の世界だ。
 
能力が向上した状態に到達し、
まだ腹立つならば、
 
あなたはすでに主役に
なっているので、
別の企業にでも
正当な評価で転職すればいい。
 
あなたはすでに、
高い調整能力を持つ
人間になっている。
 

弱い立場から始める。

不利な立場から、

人にばかにされる立場から、

不安な立場から始める。

 

これらに持続的に

耐えられる人間に成長すること。

 

これらに耐えるために必要なのは、

強靭な精神力ではない。

 

弱きものに共感する感情だ。

 

そこに、

今の自分では気づいていない、

自分の隠された能力が眠っている。

 

私も、自分の成長を感じると、

すぐに傲慢になる。

傲慢をくじくこと。

 

人の弱さに共感するためには、

自分の中に確固とした信念が

必要となる。

 

強くなくていい。

誠実であれ。