前回、オーダーインソールの機械を導入しました!というお話をさせていただきましたが、
今回は、実際に製作過程をご紹介したいと思います。
↓この機械を使って計測し、
こんな感じのデータが取れました。
このデータをもとにインソールが削り出されてきます。
削り出されてきたのがこちら↓
このままだと、靴に入らないので、靴に合わせて周りを削り、
履き心地が良くなるよう、
横アーチや縦アーチに支えを増やしました。
表面は黒い革で仕上げました。
支えを増やすときに用いたのが、こちらのフットプリントという、足型です。
機械上で設計することもできますが、
何年もフットプリントを用いたインソール加工を行っているので、
こちらをもとに設計する方が私は得意です。
今回は運動用の靴(軽登山&キャッチボール兼用)に入れようと思っていたので、
横アーチも縦アーチも低めの設定で作っています。
同じ人の足でも、
どの靴に入れるか、使用目的は何か(通勤用?ジョギング用?ゴルフ用?)
によって、アーチの高さを変えたり、角度をつけたりと工夫が必要です。
そこは機械では難しい細かい技術になります。
今履いている靴を履きやすくしたい、
スポーツのパフォーマンスを上げたいなどなど、
少しでもご興味がありましたら、ぜひご相談ください。