「世界卓球⑤」てっちゃん。 勝った時の喜び方も半端じゃない。 飛び跳ねて、次の対戦に行かないのだ。 勝ったのがうれしくて、ずーっと、その場で飛び跳ねているのだ。 本当にうれしそうなのだ。 しばしば、にこやかに、その風景を見ているが、ほっておくと、試合が始まらないのだ。 だから、近くにいる奴が、てっちゃんに促す。 「てっちゃん、次の勝負だよ。勝負。勝負。」 と声をかけるとてっちゃんは、我に返り、 気が付いて サーブの構えに入る。 (つづく)