こんにちわ 

健康コンサルタントの猿田です。

Yahooニュースに載っていたこの記事

【 プリンスさん、死因は消炎鎮痛剤の過剰投与 】

この記事、けっして対岸の火事ではなく

日本の高齢者の方にも、似たようなケースが多数存在します。


そもそも湿布・痛み止め・塗り薬などの消炎鎮痛剤は

急性期の痛みを抑えるのが目的であって

半年も1年も慢性的に使用するものではありません。

目安としては、湿布は1週間以内

痛み止めは1ヶ月以内です。

にもかかわらず、実際の医療現場では

3年も5年も平気で処方し続け

気付かないうちに副作用で悩む患者さんは沢山います。

消炎鎮痛剤は、交感神経を緊張させる作用があるので

長期で使用し続けると

一般的に知られる胃炎だけでなく

低体温・不眠・高血圧・糖尿・筋肉量の低下

そして、うつ病や認知症・ガンのリスクも確実に上がります。

さらに

消炎鎮痛剤の副作用も和らげるために

胃薬・睡眠薬・降圧剤が出されることも珍しくありません。

まさに毒をもって毒を制す現代医療の問題点です

昔、免疫学の安保先生が

「今の整形外科はわざと治さないように治療してる」

とお話していましたが

多くの整形外科にビジネスの為の「その意図」があるかどうかは分かりませんが

そう捉えられてもおかしくないような治療が横行しているのは事実です。

もし、みなさんのご家族や周りの方で

当たり前のように湿布や痛み止めを使用している方がいたら気をつけてくださいね。

痛めてすぐの急性の症状(痛みだけでなく熱や腫れを伴う)には

消炎鎮痛剤が有効ですが

熱や腫れも落ち着いて

慢性的に痛みやコリだけが残る腰痛・膝痛・神経痛・肩こり・五十肩には

使えば使うほど 治りにくくなる という逆効果になることが沢山あります。

消炎鎮痛剤は、使用すると痛みが楽になるので効いてるように感じますが

痛みを止める代わりに治癒も止めてしまうので

結果的に年数が経つほど症状は悪化していきますしょぼん

痛みが楽になることで、ストレスが減り自然治癒力が働きやすくなることもあるので

消炎鎮痛剤のすべてが悪いわけではありませんが

消炎鎮痛剤の乱用によって、起きている病気は一般の方が考えるよりも

はるかに多いと思います叫び

なかなか改善しない腰痛や膝の痛みなどは

まずは消炎鎮痛剤の使用を止めてみることからはじめてみてくださいね。

薬で抑えていた分、いちど痛みが ぶり返すことがありますが

その方が、結果的に治癒に向かうケースが沢山ありますよ。

ご家族や友人で

湿布や痛み止めを長期で使用されて方がいたら

教えてあげてください。

今日も最後まで読んでくれてありがとう。

健康コンサルタント 猿田 友