いつもありがとうございます。
健康コンサルタントのサルちゃんです
一つ前のブログで、病気を治したくない人について書きました。
何人もの方から問合わせがあったので、少し詳しくお書きしますね。
自分から病気になりにいくケースですが
職場や夫婦関係、男女関係など色々なケースがありますが・・・
圧倒的に多いのが、親子関係 です。
子供が学校に行きたくないから仮病を使う
親に優しくしてもらいたくて病気になるというのは
安易に想像できますが・・・
多くの方が苦労されているのが
子供の愛情が欲しいから、病気になる親の存在です。
この見分け方が難しいのが
老化現象や生活習慣病の一環として発病していることが多いため
子供は、普通に親の体調を心配してしまうことです。
これは「うつ病」のケースに当てはまることが多いのですが
「うつ病」の人を安易に心配して、手助けすると
一時的に改善したように見えても
結果的には症状が悪化するケースが圧倒的です。
なぜならば、病気という症状の内側に
「病気になったら、優しくしてくれた!」
「病気になったら、かまってくれた!」
「やっぱり、私は人から心配されないと生きていけない弱い人間なんだ」
という、認識が入るため
更なる承認欲求や自己卑下を生み出し、病状が悪化していきます。
親子関係でも、同様のことが起こります。
① 親の体調が悪い
② 子供が心配して色々としてあげる
③ 病気になったら、優しくしてもらったという認識が生まれる
④ もっと病気になりたい・病気のままでいたい(親の潜在意識)
⑤ 子供はさらに心配する
⑥ 親はさらに悪くなる
⑦ 最後は共倒れ
こういった一連の流れで病気が悪化していきます。
もちろん、病気のすべてがそうではないですが・・・
・ 本人に治す意欲が無い場合
・ 病院や治療を受けたがらない
・ 病気の自分を嘆いてばかりいる
・ 子離れできない親だった
・ 治療して良くなっても、またすぐに悪化する
場合は、自分から病気になりにいっている可能性があります。
そういった場合、一時的な優しさで手を貸しすぎると
手を貸した瞬間(2~3日)は良くなっても
またすぐに悪くなるをくり返し、結果的に病気は悪化していきます。
そうして、子供は看病に追われ
結果的に共倒れになるケースが非常に多いです。
歯を磨けない子供に、ずっと歯を磨いてあげるのか?
着替えられない子供に、ずっと着替えをさせてあげるのか?
自分の子供だったら、「NO!」ですよね
親に対しても、同じです。
病気が辛そうに見えても、何が本当の優しさなのか?
出来ることに手を貸すことは支援ではありません。
依存 を生み出すだけです。
親の病気で苦労されている方は、この視点から見てみることも
とても大切なことだと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございます
みなさんが幸せでありますように
健康コンサルタント 猿田 友