親父が亡くなって2年半が過ぎた

時間とは残酷ではあるが
悲しみを軽くしてくれる慈愛でもある

今年から法制度が変わった
亡くなった者を法務上残しておくと
ペナルティが発生するやもしれない
という事が判明してのだ
つまり実家の名義…登記簿変更しなくては

おいおい、まだ変更してなかったのかよ!
そんな声が聞こえてきそうですが…
なんかズルズルと後回しにしていた

さすがにこりゃダメだろ!ってことで
午後、市役所へ足を運んだ

かれこれ2時間になる
いや、本当なんだって!嘘じゃない

どうやら、親父の出生から死亡までの
戸籍謄本に時間が取られているらしい
市民で待合席が埋め尽くされていたのが
数えるほどの待ち人になった

仕事している時には想像出来ない事だ
今はのんびり待てる
なんならセブンイレブンまでコーヒー
購入がてら外出してきた

お袋と兄貴が放棄したので
実家の権利(名義)が舞い込んできた
何年なのか、何十年なのか
もれなく固定資産税支払い義務が付いてきた