旦那さんは


「全部自分の弱さだった」
「浅はかだった」
「自覚が足りなかった」


「もう二度としない」
「もう裏切らない」
「もう嘘つかない」
「もう隠し事はない」


「ずっと一緒にいたい」
「離れたくない」


「父親も必要だよ」
「一人で育てていけるの?」


こんな事をずっと言ってきた。



自分の過ちを認め、反省し、後悔していた。




だけど私は冷静ではなかった。
悔しくて悲しくて、憎かった。


連絡を取り合っていた女に電話しろと言った。
もう二度と会わないと言えと言った。


気が収まらない私は、根掘り葉掘り問い詰めた。


どんな顔でどんな事を言ってどんな事をしていたのか?
どこでどんな風に・・・?
体の関係はなかったのか?
まだ隠してる事があるんじゃないのか?


誰も幸せになれない。
誰も得なんかしない。


話を聞いても辛くなるだけ。
傷が増えるだけ。
傷が開くだけ。


それでも私は聞かずにはいられなかった。


私は一心不乱に「真実」を求めていた。