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禅の達人ZENTATSUです。
心頭滅却すれば火自ら涼し
この禅の言葉(禅語)は有名ですが、
本当の意味を知ってらっしゃる方は少ないと思います。
この言葉の教訓をご一緒にみてまいりましょう。
日本で広く知られるようになったきっかけ
臨済宗妙心寺派の禅僧 快川禅師の逸話がきっかけになっています。
快川禅師は戦国時代に、武田信玄に招かれて恵林寺に入寺し、
武田信玄の相談役も務めた禅僧です。
武田軍を攻めた織田信長軍によって、恵林寺が焼き討ちにあいました。
炎が迫った中で、快川禅師は、「安禅は必ずしも山水を用いず、
心頭滅却すれば、火自ら涼し」と唱えて、燃えさかる炎に身を投じました。
心を滅するという意味
心を滅するとは、心をなくしてしまうという意味ではありません。
自分自身の心を整えるという意味です。
煩悩を消し去ってしまえば、何事においても、
心がとらわれたり、振り回されたりしないという意味です。
<まとめ> 煩悩に振り回されない生き方
煩悩とは、心身にまといつき心をかきみだす妄念をいいます。
煩悩に振り回されないような生き方をしてみると、
メンタルも生き方も楽になります。
感謝