勤労感謝の日。今朝の新聞に、「火垂るの墓」と旧春江町の縁についての記事がありました。

野坂昭如氏については、学生時代に読んだ文庫本の小説に勝山の平泉寺を登場させていたのが印象にあり、当地へ疎開していた時期があるとは知っていましたが、具体的な情報に興味を持ちました。

そこで、予定していた事が思いの外スムーズに片付いた事もあり、春江駅界隈へ寄り道してみました。

「火垂るの墓」と関わりのある店は、すぐに見付ける事ができました。

旧春江町は、小学生だった頃の空港へのバスの車窓からの記憶が残って、今は福井市のベッドタウンとなっているイメージがありますが、歩いてみると、織物の町だった頃の面影を感じます。

銭湯です。

名物すっぽん鍋、本日は定休日でした。

しっかりした外観の飲食店が並んでいます。

路地へ入ると立派な庭が所々にあり、かっての繊維産業の繁栄を想像しました。

菓子の店に、水ようかん。

親の家への土産としました。

こちらの水ようかんは、口の中で溶けてしまうような食感でした。

 

(追記)

近松門左衛門の「けいせい仏の原」ゆかりの立像についての記事もありました。