うたたねこ | ぽっぽのブログ

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綴ることなく綴りゆき、やがて想う果て、彼方へ消えゆく定めの声か






動物たちも夢を見るという


寝ている間にどんな夢を見るのかな


私、見た夢は結構覚えてるタイプ


古いのだと幼稚園の頃に見た夢も覚えている


初めて空を飛んだ夢を見たのは小学三年生の頃、それも覚えてる


リスかハムスターみたいな生き物と一緒にフェンスのある原っぱで空を飛んだ


起きた後、とても感動してそれで未だに覚えてる


一年に一回とか数年に一回、名作といえるような夢を見る


そしてコワイ夢も見る


夢は映画を観てるみたいだ


今生きていることも夢とよく似ている


どちらも後にその実在性が否認される


なるべくなら、良い夢を見たいもの


しかしそれが自分の好きに選べたら人間、誰一人として不幸も苦しみも味わいはしないであろうな


だから、まぁそれはいい


コントロールの概念については意識の海に投げ棄てよう


誰も上映中の映画の展開を好きにコントロールできる者はいない


ただ、楽しもうとするのか、ぶつくさ文句を言いながら時間を潰すのか


幸いにもそれくらいの選択余地はある


人生という夢においては、他ならぬそのジーヴァ(個人)が出演者でもあるから


たった一人の観客はその背後にいる


それは古来、インドでアートマンと呼ばれていた


そんな真面目ぶった話はともかく


ミノムシみたいにくるまった仔猫はかわいいなー


うたた寝してる仔猫を防寒対策でクルクル巻く度にクスッと笑ってしまう


「かわいいは正義」なんて言葉がある


確かにそうなのかもしれない


そしてそれは時に理不尽な正義なのかもしれない


でも個人的には「かわいいは笑顔」


とも言える


かわいらしいなにかは、時になんでか人を微笑ませてしまうのだ