春のリバーブ、バネのリバーブ
どっちもスプリングリバーブ
ふわふわと風の川に流れる小さな香り
植物達は活気づく
自転車の後ろに君を乗せて
街のカフェまでひとっとび
坂道に車輪が歯車回す時
制服の色にサクラは溶け込んで
君は春の花のてっぺんへとのぼってく
スプリングリバーブのように滲んでティーンエイジキックス
ディック・デイルのギターはスピードの波に乗ってやって来るんだ
サクラのパイプラインの先には永遠の一瞬が歌い続ける
リバーブの目盛りをグッと上げたら
フレット上の滑走路
飛び立ってゆく
UFOみたく宇宙を描け
スプリングリバーブ